回線選び・比較

「v6プラス」とは?v6プラスでおすすめの光回線はこの2つ

「v6プラス」とは?v6プラスでおすすめの光回線はこの2つ

光回線の契約で、「v6プラスを契約した方が良い」というのを聞いて、気になっている方もいるのでは。

「v6プラス」対応の光回線なら、通信混雑を回避しやすく、より快適な通信が可能です。

ただ、v6プラスは具体的にどんなサービスなのか、どの光回線でv6プラスが使えるのかなど、疑問も多いと思います。

そこで本記事では、以下の情報を詳しく紹介していきます。

この記事で分かること

  • v6プラスとはそもそも何か?
  • v6プラスを利用する時の「注意点」
  • v6プラス対応の「おすすめの光回線」
泊木所長
泊木所長
「v6プラス」をばっちり理解して、ご自身に最適な光回線を選んでいきましょう!
  • この記事の監修者
トミー

トミー(ネットワーク・移動体通信エンジニア)

通信業界22年目、現役の通信技術者です。
これまでに3Gの周波数再編や4G LTEの立ち上げ、災害で使用できなくなったネットワークの復旧対応、東京オリンピック・パラリンピック競技会場、EXPO 2025 大阪・関西万博のネットワーク構築計画推進、BWAのエリア構築などを行い、北海道から沖縄まで日本全国のモバイル通信を陰で支えてきました。現在は5Gのエリア構築に深く携わっています。
これまでに累計10万回線を超えるネットワーク構築を手掛けてきました。IAjapan(インターネット協会)賛助会員・総務省認定:第一級陸上特殊無線技士 (関東総合通信局 免許番号:ABXJ01740)» プロフィール詳細

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「v6プラス」とは?

「v6プラス」とは

v6プラスは、すごく簡単に言うと、光コラボやフレッツ光がもっと快適に通信できるためのサービスです。

特徴としては以下の2つがあります。

v6プラスの特徴

  • 混雑の少ない「IPoE接続」が利用できる
  • IPv4のサイトにも快適に接続できる

v6プラスとはJPIXが提供するIPv6ネットワークへの接続サービス

v6プラスは、JPIXがプロバイダー向けにIPv6の接続を提供する商品名です。

JPIXはVNE(Virtual Network Enabler)と呼ばれる事業者で、ISP(インターネットサービスプロバイダー)側が契約している事業者のため、エンドユーザーである我々は、馴染みのない会社になると思います。

VNEは、他のISP事業者に対し、エンドユーザへのIPv6接続機能を提供している会社です。

もともとv6プラスはJPNE(日本ネットワークイネイブラー株式会社)が提供していたサービスですが、2023年1月に、日本インターネットエクスチェンジ株式会社(JPIX)と合併しました。

混雑の少ない「IPoE接続」が利用できる

「v6プラス」では、混雑の少ない「IPoE接続」で、インターネットに接続できるため、快適に通信ができます。

泊木所長
泊木所長
ちょっと分かりにくいので、詳しく説明していきます。

インターネットで通信をするためのルール(インターネットプロトコル)には、主に以下の2種類があります。

どちらも、コンピューター同士がやりとりするための言語のようなものです。

  • 従来規格の「IPv4」
  • 新しい規格の「IPv6」

「IPv6」では新方式の「IPoE接続」でインターネットに接続できるため、従来に比べて混雑が回避しやすくなります。

  • IPv4
    └PPPoE接続
  • IPv6
    └PPPoE接続
    └IPoE接続⇐新方式(混雑が回避できる)

IPoE接続は、自動車の通行で例えると、車線が増えて、混雑が緩和され、スイスイ通行できるイメージです。

IPv4のWebサイトには「IPv4」、IPv6のWebサイトには「IPv6」で接続しますが、このうちIPv6では「IPoE接続」が利用できると、より快適に通信できます。

「v6プラス」では、IPv6で「IPoE接続」が利用できるため、サクサク快適な通信ができるわけです。

泊木所長
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ちなみに「v6プラス」では、とある技術で、IPv4のサイトへも「IPoE接続」が可能です。

この後のところで詳しく紹介します。

IPv4のサイトにも快適に接続できる

「v6プラス」でもう一つ大きな特徴になるのが、IPv4のサイトへも快適に接続できることです。

通常であれば、IPv4のサイトにはIPv4、IPv6のサイトにはIPv6で接続することになります。

v6プラスでは「IPv4 over IPv6」という技術で、IPv4の通信でも、一旦IPv6として認証を通過してからIPv4に変換します。

これにより、IPoE接続でIPv4のサイトへも接続が可能です。

要するに、「v6プラス」なら、IPv4のサイトにも、IPv6のサイトにも、IPoE接続で快適に接続できるわけです。

泊木所長
泊木所長
例えば、Yahoo!やX(旧Twitter)は「IPv4」のみに対応しています。

「いつでも快適に使いたい」と考えているなら、「IPv4 over IPv6」への対応は重要です。

v6プラスを利用する時の注意点

v6プラスを利用する時の注意点

v6プラスを利用する時の注意点も確認しておきましょう。注意点としては、以下の2つが挙げられます。

v6プラスの注意点

  • 「IPv6」と「v6プラス」は少し違う
  • v6プラスの類似サービスも多い

「IPv6」と「v6プラス」は少し違う

光回線サービスの公式サイト、広告などを見ていると、「IPv6に対応」とアピールされることもあります。

ただ、「IPv6」と「v6プラス」は厳密には少し意味が異なるので注意が必要です。

  • IPv6:最新のインターネットプロトコルのこと
  • v6プラス:「IPv6 IPoE」と「IPv4 over IPv6」に対応したフレッツ光や光コラボのサービスのこと

IPv6対応サービスも「PPPoE接続」のものと、「IPoE接続」のものの2種類があります。

  • IPv4
    └PPPoE接続
  • IPv6
    └PPPoE接続
    └IPoE接続⇐新方式(混雑が回避できる)

「IPv6対応」というだけでは、新方式の「IPoE接続」や「IPv4 over IPv6」に対応していない可能性があります。

やはりベストは、以下の両方を満たす「v6プラス」のようなサービスです。

確認ポイント

  • IPv6のIPoE接続に対応している
  • IPv4 over IPv6に対応している
泊木所長
泊木所長
通信品質にこだわって光コラボを選ぶなら、「IPv6対応」だけでなく、「v6プラス」などに対応しているかまで、ぜひチェックしておきましょう。

v6プラス対応のルーターを準備する

v6プラスを利用するなら「IPv6 IPoE」対応のルーターを準備しておきましょう。

「IPv6対応」でも「IPv6 IPoE」には対応していない場合もあるので注意してください。

なお、「IPv6 IPoE」対応でも、海外メーカーの製品の場合、日本の通信サービスに対応していないこともあるので、できれば日本メーカーのものを選ぶのが無難です。

日本メーカーとなると、代表的なところでは、バッファロー、エレコム、NECプラットフォームズなどですね。

泊木所長
泊木所長
ルーターは、プロバイダーなどでレンタルが受けられることも多いです。

自前で準備するのが面倒な方は、光回線やプロバイダーの契約の際に、レンタルの有無をチェックしておきましょう。

v6プラス対応の「おすすめの光回線」は?

v6プラス対応の「おすすめの光回線」は?

v6プラス対応で、特におすすめの光回線は次の2つです。

v6プラスのおすすめ

  • GMOとくとくBBの「ドコモ光」
  • なるべく安く使いたい人は「enひかり」がおすすめ

定番の光回線で安心して契約できるのと、キャンペーンが強力でお得に契約できるのが、おすすめの理由です。

それぞれのサービスの特徴を紹介していきます。

GMOとくとくBBの「ドコモ光」

GMOとくとくBBの「ドコモ光」

ドコモ光 公式サイト

提供エリアNTT東西・フレッツ光の提供エリア
月額料金プロバイダ料金込み・2年契約時
■1Gプラン
戸建て:5,720円
集合住宅:4,400円
■10Gプラン
戸建て:6,380円
集合住宅:6,380円
事務手数料:3,300円
工事費:完全無料(公式特典)
スマホセット割引ドコモスマホ:最大1,100円〜1,210円/月 割引(ドコモ光セット割)
開通までの期間目安2週間〜1カ月半程度
開通までのWi-Fi貸出あり(GMOとくとくBB等の特定プロバイダ経由で無料レンタル可能)
キャッシュバックあり
契約縛り期間なし ・ 2年(自動更新)
契約解除料
(プランにより異なる)
月額料金1カ月分相当が上限
運営会社株式会社NTTドコモ

v6プラス対応で広くおすすめなのが、GMOとくとくBBの提供する「ドコモ光」です。

ドコモ光はプロバイダーを選べる光コラボですが、その中でも、GMOとくとくBBで「v6プラス」が利用できます。

「工事費完全無料」で短期でも使いやすい

ドコモ光では、工事費が完全無料なので、初期費用が大幅に抑えられます。

工事費は、分割払いを打ち消す割引による「実質無料」も多いですが、ドコモ光は途中で解約しても残債が残らない「完全無料」です。

法改正で光回線の解約金がグッと安くなり、「工事費が完全無料」&「解約金が安い」とあって、短期になるかもしれない方も気軽に利用できます。

Wi-Fiルーターレンタルの無料レンタルがある

GMOとくとくBBのドコモ光では、v6プラス対応のルーターを無料でレンタルできます。

「自前でルーターを準備するのが面倒」「ルーターの購入費用もできれば節約したい」という方にもおすすめです。

ドコモスマホのセット割引がある

ドコモ光を契約すると、セット割引として「ドコモ光セット割」が適用できます。

ドコモで対象プランを契約している家族全員のスマホ料金が最大1,210円割引になります。

家族4人で最大4,400円割引など、大幅な節約が見込めます。

なるべく安く使いたい人は「enひかり」がおすすめ

るべく安く使いたい人は「enひかり」がおすすめ

enひかり 公式サイト

提供エリアNTT東日本・NTT西日本フレッツ光回線の提供エリア
月額料金■1Gプラン
戸建て:4,620円
集合住宅:3,520円
■10Gプラン
4,917円(マンション・戸建て共通)
初期費用事務手数料:3,300円
工事費:2,200円〜16,500円
スマホセット割引UQ mobile・ahamo・povoユーザーは110円/月 割引
開通までの期間目安派遣工事なし:最短10日
派遣工事あり:最短10日以降、工事枠の空き状況による
開通までのWi-Fi貸出あり(有料)
キャッシュバックなし
契約縛り期間なし
契約解除料なし(工事費残債は別途)
運営会社株式会社緑人

en光も「v6プラス」に対応しています。

なるべく安く光回線を使いたいという方におすすめの光回線です。

光コラボでは最安級の月額料金

光回線を選ぶ際には、料金だけでなくサービス品質やサポート体制等も重要ですが、enひかりは、これらの要素を過剰になり過ぎないようバランスよく提供し、光コラボ回線としては最安級の月額料金を実現しています。

その結果、コスパに優れた光回線の選択肢として、大手光回線事業者と並ぶ人気の光回線となっております。

回線速度は、1Gbps、10Gbpsの他に、ライトユーザー向けの専用帯域を使用することで料金を抑えた「enひかり Lite」もあります。

契約期間の縛りなし・お得なキャンペーンも有り

光回線では、2年や3年などの長期契約を条件とすることが多いですが、enひかりは契約期間の縛りを設けずに、利用者がいつでも自由に解約をできるようにしています。

これにより、引っ越しやプラン変更、他のプロバイダーへの変更が必要になった場合でも、解約時の違約金を心配することなく、スムーズに乗り換え等の対応ができます。

また、enひかりは魅力的なキャンペーンを期間限定で開催することがあります。

例えば、高機能ルーターを特別価格で購入できるキャンペーンや、特定のスマホ利用者にはenひかり側の月額料金を割り引かれるキャンペーンなどがあります。

【補足】v6プラスの類似サービスも多い

【補足】v6プラスの類似サービスも多い

「v6プラス」という名前でなくても、中身としては「v6プラス」に近い類似のサービスはたくさんあります。

v6プラスの類似サービス

  • ソフトバンク光:IPv6高速ハイブリッド
  • BIGLOBE光:IPv6オプション
  • 楽天ひかり:クロスパス
  • ASAHIネット:v6 コネクト
  • OCN光(新規申し込み受付終了):OCNバーチャルコネクト
  • ぷらら光(新規申し込み受付終了):ぷららv6エクスプレス

いずれも「IPv6 IPoE」や「IPv4 over IPv6」に対応です。

「通信品質の高いサービスを契約したい」という目的であれば、「v6プラス」の類似サービスも選択肢になります。

ソフトバンク光:IPv6高速ハイブリッド

ソフトバンク光

ソフトバンク光 公式サイト

例えば、「ソフトバンク光」はIPv6高速ハイブリッドに対応しています。ソフトバンクやワイモバイルを契約中なら、こちらがおすすめです。

BIGLOBE光:IPv6オプション

BIGLOBE光

BIGLOBE光 公式サイト

BIGLOBE光は IPv6オプション(IPv6 IPoE)に標準対応しており、PPPoE方式で起こりやすい夜間・週末の混雑を回避しやすい構成です。

動画視聴やオンライン会議、クラウド利用などでも速度低下が起きにくく、実効速度の安定性を重視する人向けの回線と言えます。

v6プラスの光回線まとめ

まとめ

「v6プラス」は、光コラボやフレッツ光がもっと高速になるサービスです。

主な特徴は次の2つです。

v6プラスの特徴

  • 混雑の少ない「IPoE接続」が利用できる
  • IPv4のサイトにも接続ができる

「v6プラス」対応で特におすすめの光回線は、次の2つです。

おすすめv6プラス

  • GMOとくとくBBの「ドコモ光」
  • なるべく安く使いたい人は「enひかり」がおすすめ

なお、v6プラスは類似サービスも多く、例えばソフトバンクユーザーなら、IPv6高速ハイブリッド対応の「ソフトバンク光」でOKです。

泊木所長
泊木所長
ぜひv6プラス対応サービスや、類似サービスで、快適にインターネットを利用していきましょう。

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  • この記事を書いた人

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