
モバイルWi-Fiは、外出先でもインターネットが使える便利な通信サービスです。
しかし、便利な一方で事前に知っておかないと後悔するデメリットも存在します。
最近ではスマホの大容量プランやテザリング機能、eSIMの普及などにより、モバイルWi-Fiは必要ないのでは?と言われることもあります。
それでも、使い方によっては十分に価値を発揮するサービスです。

この記事で分かること
- モバイルWi-Fiの具体的なデメリットと注意点
- モバイルWi-Fiは必要ないと言われる理由
- それでもモバイルWi-Fiが向いている人の特徴
- 契約前に必ず確認すべきチェックポイント
- 月間データ容量無制限で使える代表的なおすすめサービス
ご意見やご感想、ご質問や体験談など、ぜひ気軽にコメント欄で教えてください。
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モバイルWi-Fiのデメリットは?後悔しないために知っておきたい弱点


便利さだけに注目せず、弱点も理解することで失敗を防げます。
モバイルWi-Fiのデメリット
- ルーター本体を常に持ち歩く必要がある
- バッテリーの持ちを気にする必要がある
- スマートフォンより使えるバンドが少ないことが多い
- 発熱しやすく充電しながらの利用では不安定になりやすい
- 無制限といえども速度制限があることがほとんど
- 端末は1〜2年で新モデルが登場し性能面で見劣りすることがある
ルーター本体を常に持ち歩く必要がある

モバイルWi-Fiルーター
モバイルWi-Fiは、スマホとは別に専用のルーター端末を持ち歩く必要があります。
そのため、カバンの中にもう一つ機器が増えることになります。
荷物を減らしたい人にとっては、これがストレスになる場合があります。
また、端末を忘れてしまうとインターネットが使えません。
スマホのように常に手元にあるものではないため、持ち忘れのリスクもあります。

バッテリーの持ちを気にする必要がある
モバイルWi-Fiは充電式です。そのため、バッテリー残量を常に意識しなければなりません。
長時間の外出や出張では、途中で電池が切れる可能性があります。
モバイルバッテリーを持ち歩けば対策できますが、それも荷物が増える原因になります。

スマートフォンより使えるバンドが少ないことが多い
モバイル通信で使用する電波には、バンドと呼ばれる電波の周波数に種類があります。
スマホは多くのバンドに対応していることが一般的ですが、モバイルWi-Fi端末は対応バンドが少ない場合があります。
その結果、つながりやすさに差が出ることがあります。
特に地方や建物の中では、バンド対応の差が影響することがあります。

発熱しやすく充電しながらの利用では不安定になりやすい

モバイル通信のイメージ
モバイルWi-Fiは、WANとLANの通信を同時に処理しています。
外の電波(ルーターと基地局)の送受信、同時にWi-Fiとして(ルーターとスマホやPCなど)への送受信もしています。
そのため、長時間利用すると本体が熱くなりやすい傾向があります。
特に充電しながら使うと発熱が強くなり、速度が落ちたり通信が不安定になったりすることがあります。

無制限といえども速度制限があることがほとんど
月間データ容量無制限と書かれていても、実際には条件付きであることが多いです。
一定期間に大量の通信をすると、混雑回避のために速度制限がかかることがあります。
例えば、一定のデータ量を超えると制限されるといったルールです。

端末は1〜2年で新モデルが登場し性能面で見劣りすることがある
モバイルWi-Fi端末は、1〜2年ごとに新モデルが発売されます。
iPhoneの新モデルが毎年リリースされるように、新しい端末ほど通信速度は向上します。
長期契約をしていると、途中で新機種が出てもすぐには乗り換えられない場合があります。
そのため、契約期間だけでなく端末性能の陳腐化にも気を配る必要があります。

モバイルWi-Fiが必要ないと言われる理由は?意味ない?何のため?


通信インフラは常に便利に進化しています。
モバイルWi-Fiは、メインストリームからは外れつつありますが、現在でもモバイルデータ通信の重要な役割を担っています。
必要ないと言われる理由は?
- スマホの大容量プランで外出先の通信が完結する人が増えた
- テザリングが実用的になり持ち物を増やす理由が薄れた
- 海外利用はeSIMが普及し端末追加なしで現地回線を使えるようになった
スマホの大容量プランで外出先の通信が完結する人が増えた
菅政権下(2020年9月〜)での料金改定以降、スマホの通信料金は大きく下がりました。
その結果、スマホ単体で大容量プランを契約する人が増えました。
多少料金が高くなってもいいので、データ容量を無制限で使いたいというニーズはスマホで満たせる場合があります。
スマホだけで十分という人が増えたことが、モバイルWi-Fi離れの理由の一つです。

テザリングが実用的になり持ち物を増やす理由が薄れた
スマホ端末側の性能向上により、テザリング機能の性能も向上しています。
以前はテザリングの速度や安定性にやや不安がありましたが、現在では実用的なレベルになっています。
また、前述した通り、携帯料金は値下がりし、データ容量の貴重性は以前よりも小さくなりました。
スマホをルーター代わりに使えるため、専用端末を持つ必要性が以前より薄れています。
海外利用はeSIMが普及し端末追加なしで現地回線を使えるようになった
以前は海外旅行の際にモバイルWi-Fiをレンタルするのが一般的でした。
しかし現在はeSIMが普及し、スマホだけで現地回線を契約できるようになっています。
空港で端末を受け取る手間もありません。

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モバイルWi-Fiの活用ケース一部をご紹介!こんな人におすすめ


どのような人にモバイルWi-Fiが向いているのかを具体的な活用ケースとともに分かりやすく紹介します。
モバイルWi-Fiの活用ケース
- 複数台の端末を外出先で使うケースで重宝する
- 比較的安く実質無制限の環境を用意できる
- ノマドワーカーなどのネットワークセキュリティ対策として有効
- 高速5G通信利用可能なため外出先で大量通信を必要とする人に
- 一人暮らしのメイン回線として活用したい人
- 車載Wi-Fiとして使いたい人
複数台の端末を外出先で使うケースで重宝する
外出先でパソコンやスマートフォン、タブレットなど複数の端末を同時に使いたい人にとって、モバイルWi-Fiはとても便利な存在です。
1台のモバイルWi-Fiルーターがあれば、同時に複数の機器をインターネットに接続することができます。
たとえば、出張中にノートパソコンで資料を作りながら、スマートフォンでメールを確認し、さらにタブレットでオンライン会議に参加するという場面もあるでしょう。
このような場合でも、モバイルWi-Fiがあれば安定した通信環境をまとめて用意できます。

比較的安く実質無制限の環境を用意できる
モバイルWi-Fiの中には、データ容量が実質無制限で使えるプランもあります。
動画視聴やオンラインゲームなど、データ通信量が多い使い方をする人にとっては大きなメリットです。
スマホのデータ通信だけに頼ると、月々の通信量に上限があり、すぐに制限がかかってしまうことがあります。
その結果、追加料金を払うことになり、思ったよりも費用が高くなる場合もあります。
一方で、モバイルWi-Fiの無制限プランを契約すれば、毎月定額でたくさんのデータ通信が可能です。
家でも外でも同じ回線を使えるため、通信費の管理もしやすくなります。

ノマドワーカーなどのネットワークセキュリティ対策として有効
カフェやコワーキングスペースで仕事をするノマドワーカーにとって、通信の安全性はとても大切です。
フリーWi-Fiは便利ですが、不特定多数のユーザーが同じネットワークを使用するためセキュリティ面に不安が残ります。
特に、会社の機密情報や顧客データを扱う人は注意が必要です。(社内規定でフリーWi-Fiへの接続が禁止されているケースも多いと思います。)
モバイルWi-Fiを使えば、自分専用の通信回線を利用できます。
そのため、情報漏えいのリスクを減らすことができるという大きなメリットがあります。

高速5G通信利用可能なため外出先で大量通信を必要とする人に
5Gは通信速度が速く、大容量のデータも短時間でやり取りできるのが特長です。
外出先で高画質の動画をアップロードしたり、オンラインで重いデータをダウンロードしたりする場合、通信速度はとても重要です。
特に動画編集者やライブ配信を行う人、クラウド上で大きなファイルを扱う人に向いています。

一人暮らしのメイン回線として活用したい人
一人暮らしを始めるとき、固定回線を引くかどうか迷う人も多いでしょう。
工事が必要だったり、退去時に現状回復で撤去が必要だったりする点が気になることもあります。
モバイルWi-Fiなら工事は不要で、届いたその日から使える場合がほとんどです。
引っ越しが多い人でも、持ち運びができるため手続きが簡単です。
動画視聴やオンラインゲームなど、日常的なインターネット利用であれば、モバイルWi-Fiでも十分対応できるケースが増えています。
初期費用を抑えたい人や、手軽にネット環境を整えたい人には、モバイルWi-Fiをメイン回線として使う方法は有力な選択肢です。

生活スタイルに合わせて柔軟に使えるのが大きな魅力です。
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車載Wi-Fiとして使いたい人
車での移動が多い人にとって、車内でインターネットを使える環境はとても便利です。
家族でドライブに出かけるとき、子どもがタブレットで動画を見る場面もあるでしょう。
そんなときでも、無制限のモバイルWi-Fiがあればデータ容量を気にせず楽しめます。
営業車や配送車など、仕事で車を使う人にも役立ちます。
地図アプリの利用や、オンラインでの会社への業務報告などもスムーズに行えます。
安定した通信環境を車内に用意したい人には、モバイルWi-Fiはとてもおすすめです。
後悔しないためのチェックポイントは用途と総コストの2軸で判断

モバイルWi-Fiで後悔する人の多くは、なんとなく安いから、無制限だから安心という曖昧な理由で契約していることが多いです。
自分の用途に通信品質が適しているか、契約期間トータルで本当に割安か、を確認するようにしてください。

契約前の専門チェック項目
- 使う場所のエリアマップを事前にチェックする
- 端末の対応バンドと最大通信速度を確認する
- 無制限の条件(速度制限のルール)を事前に確認する
- 月額料金だけで判断せず端末代や特典まで総額で見る
使う場所のエリアマップを事前にチェックする
エリア確認は単なるサービス提供エリアのチェックでは不十分です。
重要なのは、主要利用場所が5G対応エリアかを確認するようにしてください。
自宅・職場・よく行く商業施設など、実利用エリアを具体的に想定して確認しましょう。
使えるエリアを確認
端末の対応バンドと最大通信速度を確認する

画像出典:docomo公式サイト
メーカーやプロバイダーが公表している端末の最大通信速度は、あくまで理論上の数値です。
実際の利用環境では、最大通信速度の5分の1程度になるケースが多いです。
とはいえ、仕様上の数値であっても、最大通信速度がより高速な端末を選んでおくことが重要です。
また、対応している通信規格やバンド(周波数帯)が多い機種ほど、安定した通信を確保しやすくなります。
5Gに対応した端末を選ぶことが、快適な通信環境を手に入れる近道です。

無制限の条件(速度制限のルール)を事前に確認する
現在のモバイル回線において、完全な無制限は存在しません。
月間データ容量無制限の場合でも、以下のような制限の条件があります。
速度制限の例(WiMAX+5G)
※一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
小さな注意書き部分に記載されていることが多いです。

月額料金だけで判断せず端末代や特典まで総額で見る
月額料金だけを見るのは典型的な失敗パターンです。
本当に比較すべきなのは、以下のように端末代などまで含めた実質総額です。
- 月額料金
- 端末代金と割引条件
- キャッシュバック金額と条件
- 割引終了後の通常料金
特に、端末代の実質無料は、途中解約すると残債の一括清算が必要になるため注意が必要です。

月間データ容量無制限で使えるモバイルWi-Fiのおすすめ2種類


用途に合わせて選びましょう。
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無制限のおすすめモバイルWi-Fi
- WiMAX+5G
- Rakuten WiFi Pocket
WiMAX+5Gは速度重視で外でも家でも使いたい人向け

画像出典:GMOとくとくBB公式サイト
\実質月額最安プロバイダー/
当ページからのお申し込み & 優待コード「PWDT」入力で
キャッシュバック増額キャンペーン中!
GMOとくとくBB WiMAXの特徴
WiMAX+5Gは、高速通信と広いエリア対応を両立しつつ、手軽に利用できる点が大きな特徴です。
各WiMAXプロバイダーではキャッシュバックや月額割引、端末代実質無料などのキャンペーンを展開しており、実質コストで比較すると差が出やすいのもWiMAX+5Gの特徴です。
単純な月額料金だけでなく、総支払額ベースで判断することが重要です。
その中でも、キャッシュバック水準や実質負担額の観点で見ると、GMOとくとくBB WiMAXは常に比較対象に入れておきたいプロバイダーのひとつです。
| 利用回線 | UQ・au |
| 通信規格 | WiMAX・5G・4G LTE |
| 最大通信速度 | 下り:4.2Gbps 上り:286Mbps ※一定期間内に大量のデータ通信をした場合は、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合あり |
| データ容量 | 無制限 |
| 料金 | 1,375円(最大割引適用時)〜4,807円 |
| 端末 | 購入が必要(分割) |
| 契約期間 | 縛りなし |
| 運営会社 | GMOインターネットグループ株式会社 |
Rakuten WiFi Pocketは料金重視でシンプルに使いたい人向け

画像出典:楽天モバイル 公式サイト
\月額最大3,278円で使い放題/
楽天モバイルの特徴
楽天モバイルでは、端末の操作がシンプルで料金面でもバランスの取れたモバイルWi-Fiを提供しています。
最高速度を追求するよりも、料金の安さや実用性を重視するライトユーザーに適したサービスです。
料金はデータ使用量に応じた段階制を採用しており、月間3GBまでは1,078円で利用可能です。
使った分だけ支払う仕組みなので、月額料金を無理なく抑えられます(最大でも月額3,278円)。
さらに、契約事務手数料は無料で、最低利用期間の縛りもありません。
| 利用回線 | Rakuten・au(一部) |
| 通信規格 | 4G LTE |
| 最大通信速度 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps ※ 公平なサービスのため、速度制限の場合あり |
| データ容量 | 無制限 |
| 料金 | 1,078円〜3,278円 |
| 端末 | 購入が必要(一括・分割) |
| 契約期間 | 縛りなし |
| 運営会社 | 楽天モバイル株式会社 |
(まとめ)モバイルWi-Fiはデメリットを理解して使えば価値を発揮する

モバイルWi-Fiには確かにデメリットがありますが、それは使い方次第で気にならない場合もあります。
スマホの進化により必要性は下がった面もありますが、今でも活用できる場面は多くあります。
大切なのは自分の用途に合っているかを見極めることです。

契約前にしっかり比較検討し、後悔のない選択をしましょう。
おすすめ
- スマホ大容量プランやテザリングの普及で必要性は相対的に低下している
- ただし複数端末利用や無制限重視の人には今でも有効な選択肢
- 後悔しないためには用途と総コストで判断することが重要
- エリア・端末性能・速度制限条件は必ず事前確認する
- 自分の使い方に合えばモバイルWi-Fiは十分価値を発揮する
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ホームルーターのデメリットを無線通信の専門家が徹底解説!通信品質・使用上の制限やルールなど
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